介護保険料6年ぶりに値上げへ 篠山市社会福祉審議会

2012.02.09
ニュース

 篠山市社会福祉審議会 (会長=岩谷晃圓・市民生委員児童委員協議会長、 10人) は65歳以上の新年度からの介護保険料を、 6年ぶりに値上げする計画があることを、 2月6日の議員全員協議会で明らかにした。 17日、 酒井隆明市長に答申予定の 「第5期介護保険事業計画」 に盛り込む。 同計画案によると、 2006年から今年度まで定めていた基準額 (第5段階) を年9480円増額する年5万1360円にする方針。

 06―11年度 (第3、 4期) の基準額 (本人非課税で世帯内に課税者がおり、 本人の合計所得と年金収入額が80万円超) は年4万1880円だった。

 同計画案によると、 生活保護者や老齢福祉年金受給者、 世帯全員が非課税で本人の年金を含めた収入が80万円以下の 「第1、 2段階」 は、 年4740円増の2万5680円とした。 最も対象者が多い 「第4段階」 (本人非課税、 世帯内に課税者がおり、 年金を合わせた収入が80万円以下) は8295円増の4万4940円とした。

 また、 被保険者本人が課税対象の場合、 これまで所得200万円未満か、 それ以上の2段階だったが、 新年度から4段階 (所得190万円未満、 400万円未満、 600万円未満か以上) に細分化し、 所得に応じた保険料にした。 このほか、 世帯全員が非課税で年金を含めた収入が80万円を超える 「第3段階」 は、 120万円以下と120万円超に細分化した。

 

関連記事