分水界が一目瞭然 生郷振興会が交流館に看板設置

2012.02.02
ニュース

 氷上町生郷地区自治振興会が、 生郷交流会館 (丹波市氷上町石生) の駐車場に、 「日本一低い谷中 (こくちゅう) 中央分水界の通るまち」 をPRする観光看板 (1メートル×2メートル) を設置した。 看板の位置から、 向山、 清水山が見え、 看板と実物を見比べながら、 分水嶺、 分水界が理解できるよう工夫されている。

 航空写真を使った看板は、 中央分水界から北と南を色分けし、 北側は日本海に、 南側は瀬戸内海へと水が流れることを図示。 水分れ公園から石生交差点へ西へとのびる谷中中央分水界も図示している。

 里尚自治振興会長は、 「日ごろ、 何気なく歩いているふるさとの道が、 自然が創造した学術的に貴重なものと知ってもらえれば」 と話している。

 

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