「イオンタウン氷上SC」マックスバリュが開発

2012.03.08
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 丹波市商工会館 (丹波市氷上町成松) で3月5日、 氷上工業団地 (丹波市氷上町石生) に進出する大規模小売店舗の出店説明会があった。 マックスバリュ西日本 (本店・姫路市、 岩本隆雄社長) が、 土地所有者のオリックス不動産から土地を借りて上物を建設し、 テナントを誘致することや、 施設の名称を 「イオンタウン氷上ショッピングセンター(SC)」 とすること、 10月1日の開店を予定していることなどを報告した。

 同商工会が、 影響の大きい会員向けに説明会開催を求め、 開発者が応じた。 開発者側からはオリックス不動産、 マックスバリュ西日本、 コンサルタントら計6人が出席。 商工会員約70人が参加した。

 マックスバリュ社は、 主力スーパー 「マックスバリュ」、 小規模スーパー 「ウエルマート」、 生鮮食料品や衣類など日用品全般を扱うディスカウントストア 「ザ・ビッグ」 の主に3業態で展開しているが、 氷上の核店舗をどの業態にするのかは、 明かさなかった。 テナントの数も 「未定」 とした。

 マックスバリュ西日本の兵庫担当、 藤原勝弘さんは取材に対し、 計画書で 「24時間営業」 としている点について、 「手続き上、 最大限できる範囲で24時間とした。 市場規模などを考慮し、 営業時間は検討する」 とした。

 また、 当初計画では、 核店舗のテナントと別棟を建て、 飲食店などのテナントを誘致する計画だったが、 新しい計画では1つの建物に集約したことについて、 「建築コストと売り場の効率的な利用から一体型とした」 と答えた。 テナント募集は始めているが、 「チラシなどで募る予定はない」 とした。

  「商圏を5キロ」 に設定している点については、 「広域的な集客が必要となる家電やホームセンターと異なり、 日常の食材などを扱うため」 と話した。

 交通量の再調査を求める意見に対しては、 「コンサルと相談し、 情報交換しながら考える」 と述べた。

 敷地面積は、 2万8740平方メートル。 平屋建てで、 建築面積9999・55平方メートル。 駐車557台、 駐輪233台のスペースを備える。

 出入り口は、 国道176号柏原バイパス沿いに1カ所、 同国道から東小学校方面へ抜ける市道特26号線沿いに2カ所を設ける。

 マックスバリュ西日本は、 兵庫から山口県と、 高知を除く四国三県に168の店舗を持つ。 県内には、 西脇市や養父市に86店。

 

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