県立氷上西高校と丹波市立氷上、 青垣両中学校で行われる 「連携型中高一貫教育校の実施に係る協定書」 の調印式が3月6日、 県庁であった=写真。 大西孝県教育長と小田繁雄市教育長が協定書に調印、 4月から連携校へ移行する。 宍粟市の県立千種高校に続き、 県内2例目。
連携校は、 中高が授業、 講演会などの特別活動や部活動で連携するもの。 校舎はそれぞれのものを使い、 教師や生徒が双方を行き来する。 すでに今年度、 学校行事への相互参加や、 高校教師の中学校への派遣などを試行的に行なっている。
大きく変わるのは入学試験。 定員の75% (40人中30人) を連携校の両中学校に割り当て、 推薦入試を実施する。 残る10人について、 一般入試を実施する。
同高校は定員割れが18年続いていたが、 連携校への移行を契機に学校改革に取り組み、 新年度は入学定員を満たす見通し。