篠山市選挙管理委員会は5月22日委員会を開き、 4月22日に行われた同市議選で、 最下位当選者と1票差で敗れた小林美穂さん陣営から出されていた、 選挙無効を求める異議申し出を棄却した。 同日、 決定書を郵送で通知した。
同委員会事務局によると、 棄却の理由について、 「選挙の規定に違反した事実がなく、 当落の異動を及ぼすに至る具体的な事実がない」 とした。
公職選挙法によると、 棄却決定通知から3週間以内に県選管に審査申し立てを行うことができる。
同陣営の選挙責任者の酒井勇さんは 「最下位当選者や無効票の調査をしてほしかった」 と話した。
市自治基本関連条例で会議は原則、 公開と定められているが、 同委員会は委員の自由な発言を促したい、 として非公開で行われた。