管理者が撤退を申出 西紀運動公園

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 プール利用者の減少などによる経営悪化により、 篠山市立西紀運動公園 (篠山市西谷) の指定管理者、 古杉企画 (同市大沢) が9月28日、 同公園の指定管理を12月25日付で取り消しする申出書を酒井隆明市長に提出した。 同社の古杉和広社長は 「市の財政に負担をかけない指定管理料で運営してきたが、 力不足だった。 利用者の方々にできる限り迷惑をかけないよう、 誠意を持って対応したい」 と話している。

 同公園は2004年4月にオープン。 翌年05年度に約7万9000人の利用者がいたが、 その後は下降していた。 市は08年に策定した 「篠山再生計画」 で、 10年度までに 「経費のかからない運営を検討し、 その運営方法が見つからなければ休館」 の方針を打ち出していた。

 10年度までの2期7年間、 「ピュアスポーツ柏原」 (丹波市柏原町) を管理する橋本電設 (同市春日町) が管理運営した。 10年に11年度から3年間の指定管理者を公募。 3社から応募があり、 提案した指定管理料は、 マックスポーツが約3500万円、 橋本電設が約3000万円、 古杉企画が約1800万円だった。

 同社は光熱費の削減や天然芝のグラウンドの改善などに取り組んできたが、 11年度のプール利用者が10年度より約1万1000人減少の約3万9000人となり、 月に100万円の赤字が出ている状況。 また、 運営当初、 「月会費のメンバーが、想定していたよりも約150人少なかったのが誤算」 としており、 「これ以上の赤字は、 本体 (篠山口駅前ビル) 利用者に迷惑がかかる」 としている。

 同社は11月下旬までの営業を要望しているが、 酒井市長は 「来年3月末までお願いしたい」 として協議を進めている。

 同社が篠山口駅前で運営している、 温水プールやジムなどを行う 「彩華スポーツクラブ」 は通常通り営業している。

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