篠山市二階町の料理旅館 「近又」 に10月4日、 篠山産の初マツタケがお目見えした。 1本60グラムで22万円 (税別)。 初物へのご祝儀相場もあり、 キロ単価で366万円の超高値をつけた。 同店は、「形も香りも申し分ない。 土瓶蒸しにして提供する予定」 と話している。
同日に篠山魚市場で競り落としたもの。 市内西部産で、 長さ12センチで傘の幅は8センチ。 昨年の初物は80グラムで1万円、 キロ単価12万5000円だったため、 30倍以上の高値となった。
同店の森本敦史社長 (46)は、「最近になってようやく冷え込んできているし、 雨も降ってきた。 丹波篠山の特産であるマツタケがたくさん出てくれることで、 まちに活気も生まれる。 これからさらに出てほしい」 と期待している。