定員40に176人出願 県立柏原看護専門学校

2012.12.23
ニュース丹波市

 廃校決定から一転、 存続が決まった県立柏原看護専門学校 (丹波市柏原町柏原) の2013年度入試に、 定員40人に対し176人が出願した。 応募者倍率は4・4倍。 試験は1月17日に丹波の森公苑で行われる。 合格発表は2月1日。

 応募者の内訳は、 丹波市25人、 篠山市8人、 三田市15人、 その他県内114人、 県外14人。 県の廃校決定により、 学校要綱の作成などが例年より遅れたが、 受験生は昨年より24人の減でとどまった。 県外が10人減、 丹波市が8人減、 県外が7人減、 篠山市と三田市が3人の減。

 出願はしたものの受験しない人が多く、 実質倍率は下がる見通し。 昨年は210人の出願に対し、 受験者175人と実質倍率4・4倍 (応募者倍率は5・3倍)。 一昨年は246人の出願に対し、 受験者173人の実質倍率4・3倍 (同6・2倍) だった。

 同校は県が廃校を決め、 新年度の学生募集を行わないことにしていたが、 丹波市に2015年度に移管されることになり、 移行期間も学生募集が継続されている。

 

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