ボウリング場閉店 施設老朽、創業43年で幕 プラザアピア柏原店、4月で

2013.02.21
ニュース丹波市

写真・閉店が決まったボウリング場 「プラザアピア柏原店」 =兵庫県丹波市柏原町柏原で

 ボウリング場 「プラザアピア柏原」 (兵庫県丹波市柏原町柏原、株式会社マルハン経営) が、 4月7日で閉店する。 氷上郡初のボウリング店として1970年 (昭和45) にオープンし、 地域に親しまれてきたが、 創業43年で幕を閉じることになった。 マルハンによると、 老朽化で建て直しが必要になってきたが、 投資に見合う将来性が見込めないと判断し、 閉店を決めたという。

  「柏原ボウル」 としてオープンした70年は、 ボーリングブームのまっただなか。 72年ごろまではブームが続き、 最盛期には平日でも7、 8時間待ちだったという。 当時をよく知る人は、 「猫も杓子もボウリングという時代。 昼過ぎには夜までの予約が埋まって受付を中止していた」 と話す。

 その後、 ブームは去ったものの、 カラオケルームやゲームコーナーを新設。 地域では数少ない大型娯楽施設として、 若者の利用も多かった。 72年から2006年までは柏原フレンドボウルの名称だった。

 経営していた京都市の西原産業はその後、 マルハンに社名変更した。 マルハンはパチンコ店約270店を軸に、 アミューズメント施設を全国展開しており、 ボウリング場は5店舗を経営している。

 

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