丹波の特産を生かした商品を作ろうと、 氷上高校の食品加工科の生徒6人が、 シカ肉を使ったハンバーガー 「もみじバーガー」 を考案した。 丹波産の黒豆や米粉パン、 氷上高製みそを使ったソースなど、 地元の食材にこだわった。 6月15日午前11時から道の駅あおがき (丹波市青垣町西芦田) で50個、 22日午前11時から道の駅丹波おばあちゃんの里 (同市春日町七日市) で200個販売する。 1個500円。
同科では昨年度からハンバーガー作りに挑戦。 当初は黒豆を使ったものを考えていたが、 今年3月に行われた同校の就業講座で、北海道で人気の 「ジャンボホタテバーガー」 考案者の講演があり、 丹波で獣害が深刻化しているシカの肉を使用しては、 と助言を受けた。
ハンバーガー作りに協力しているシカ肉料理店 「無鹿」 の鴻谷佳彦さんは、 生徒からレシピを受け取ったとき、 「ほとんど手を加える必要がないくらい精度の高いものだった」 と驚いたという。 柏原町柏原のパン店 「よしだ屋」 の吉田賢一さんも協力し、 素材の味が引き立つように薄味に仕上げた。