篠山東雲高校と、 同校出身で、 「手作りケーキのお店アリス・篠山インター店」 店長の大江康児さん (29) が共同開発したスイーツを22日から、 同店 (篠山市網掛402―1)、 特産館ささやま (同市黒岡)、 味土里館 (同市東吹) の3店舗で販売する。 丹波茶と 「丹波の赤じゃが」 を使い、 昨年つくった商品 「東雲の森のモンブラン」 に続く第2弾。 大江さんが 「地元の特産品を使って商品を開発することで、 篠山をさらに好きになってもらい、 責任感と楽しさ、 難しさ、 喜びを味わってもらおう」 と企画した。
今商品は、 大江さんが 「篠山の特産品を使ったケーキ」、 同校生活環境類型の3年生 (8人) が 「5色」 をテーマに今月上旬から商品企画を練ってきた。 その結果、 素材の色を生かした5色のバターケーキ 「しののめ畑のカラフルケーキ」 とムース 「しののめ村のカラフルムース」 を企画。 バターケーキは、 黒豆、 丹波茶、 チェリーなどを使い5層に、 ムースは、 丹波茶、 杏仁豆腐、 マンゴー、 タピオカ、 イチゴの生クリームの5層にした。
13日、 生徒たちは2班に分かれて、 大江さんの指導で試作品を作った。 大江さんはそれぞれの商品がきれいな5層になるようにする調理法などをアドバイスした。
ムースを担当した、 畑涼花さん (篠山中出身) と吉見舞子さん (篠山東中出身) は 「きれいな層にするのが難しかった」、 酒井晶さん (篠山中出身) は 「分量を考えるのが大変」、 寺本沙耶さん (同) は 「たくさん売れてほしい」 とそれぞれ話していた。