篠山市の大山地区で栽培されている 「ふれあいスイカ」 が真夏の太陽の下ですくすくと育ち、 収穫のピークを迎えようとしている。 実りの最盛期に合わせ、 大山振興会ねんりん館ふれあい市場 (篠山市大山上、 池田忠司理事長) が7月27日午前9時―正午、 神田神社 (同市大山上728) 境内で恒例の 「ふれあい市場スイカ祭」 を開く。 同地区でスイカを栽培している安井治さん (73) =同市北野=は、 「例年に比べて小ぶりだが、 気温の高い日が多かったので、 糖度は高く、 品質も良い」 と話し、 祭りへの参加を呼び掛けている。 雨天決行。
「ふれあいスイカ」 は、 昼夜の大きな寒暖差を利用して、 同地区で昔から栽培されている。 糖度は12―14度と高く、 シャキシャキとした食感が楽しめるのが特徴。 今年は、 1玉1000円前後からの価格で販売する。
祭りには、 スイカにまつわる多彩なアトラクションを用意。 午前9時40分からスイカの早食い競争、 10時から種飛ばし競争と重さ当てクイズを行うほか、 11時半からビンゴゲーム大会やスイカの試食会なども予定している。
このほか、 ねんりん館で地元農産物を販売している 「ふれあい市場」 の会員らが自慢のスイカを持ち寄って催す品評会には、 大山小学校の5、 6年生が育てたスイカも出品される。
同地区の市民農園 (同市大山新) で栽培したそばを使用した手打ちそば (300円) や、 コミュニティキッチン結良里 (同) が作る同地区の伝統食 「とふめし」 (500円)、 巻き寿司 (420円) などの販売もある。
問い合わせは、 大山振興会 (079・596・0001)。