おうちはハンガー? 篠山市宇土の中瀬千恵美さん宅で巣作りをしたツバメたちが、 ハンガーを止まり木代わりにして生活している。 ツバメたちの愛らしい姿に中瀬さんは大興奮。 最後の一羽が飛び立つまで優しく見守り続けている。
5月に入ってから中瀬さん宅の母屋と離れの間で巣作りを始めたツバメの夫婦。 やがて4羽のヒナがかえった。
ヒナが小さいうちは巣の中でギュウギュウに身を寄せ合って生活していたが、 ある程度大きくなってから変化が。 巣が手狭になったのか、 中瀬さんの夫が巣の近くにかけていたハンガーに並んで止まるようになった。 夜になると首を潜めて眠る。
2年ぶりに巣作りを始めたツバメたちの姿を毎日観察していた中瀬さんはその姿にびっくり。 ツバメたちが止まる位置によってハンガーが揺れるが、 それさえも楽しんでいるように見えたという。
「すごいバランス感覚。 電線に止まる訓練をしているのかも。 とにかく見ていて癒やされました」 と中瀬さん。 すでに4羽は飛び去り、 2羽のみになった。 「来年も帰って来るようにハンガーはかけたままにしておこうと思います」 とにっこり。