丹波市氷上町横田の発明愛好家、 正呂地庸晃さん (82) が、 音が出るくす玉を考案した。 くす玉を割るひもの他に、 クラッカーと連結したひもがあり、 引くと鳴る。 「歓送迎会や開店、 新築、 長寿など、 祝いごと全般に使ってほしい」 とPRしている。
「音玉壽 (ことぶき」 と命名。 くす玉の 「天」 に近い部分にクラッカー2個を埋め込んだ。 「1、 2」 とクラッカーを鳴らし、 「3」 でくす玉を割る。
くす玉自体も、 「天」 の部分にバネを仕込んだり、 玉の重心を 「地」 の部分に集中するようバランスを取るなど工夫を凝らしている。
くす玉本体は、 アルミやボウルなど、 再利用品。 モールで外側を覆い、 派手に仕上げた。 使い捨てでなく、 繰り返し利用する。 30―60玉までサイズがあり、 屋外、 屋内いずれにも対応する。 本業が広告業で、 くす玉に入れる懸垂幕も請け負う。 「玉を確実に割れるように、 重心バランスを調整するのに苦労した」 と話している。 すでに貸し出しを始めている。
価格などの問い合わせは正呂地さん (090・1480・8683)。