篠山市福住地区の女性3人が発起人となり、 同地区の公共スペースの花壇づくりと維持管理にまち全体で取り組む活動がスタートした。 28日には福住小学校前で花壇をつくり、 11月1日に同地区住民を中心に花苗を植えることにしている。
大江ちづ子さん、 大西ふさみさん、 酒井香津美さんの3人が、 小学生の登下校の道路であり、 国重要伝統的建造物群保存地区のメイン道路でもある通りを美しくしようと考え、 知人らに呼び掛け、 28日には10数人で花壇づくりに励んだ。
福住小学校前の約20メートルの花壇には、 直径1メートルの円状の花壇5つにヒイラギが植えられていたが、 その樹勢が弱かった。 この日、 参加者たちはヒイラギを剪定し、 ヒイラギの花壇の間に枕木で正方形の花壇5基をつくった。 砂利を除き、 水平や位置などを確認しながら、 枕木を設置していった。 また、 用土を入れて準備を整えた。
11月1日午後1時から、 同地区のまちづくり協議会や自治会、 老人会、 同校同窓会などが加わり、 ビオラ、 ハボタン、 スイセン、 ムスカリ、 チューリップなどを植える。 今後、 小学生の参加も計画している。
大西さんは 「国重要伝統的建造物群保存地区に指定され、 見学者も増えてきたので、 きれいにしていきたい」、 大江さんは 「これからみんなで余った花を持ち寄るなどして植栽したい。 手が空いている人が草引きなどの手入れをして、 みんなの憩いの場所になれば」、 酒井さんは 「みなさんが通るときに、 きれいだなと思ってもらえたらいいな。 少しでも福住がよいまちになればと思う」 とそれぞれ話していた。
11月1日の植栽活動の参加者を募集している。 参加希望者は、 午後1時に福住小学校前に直接集合する。






















