篠山市は、 市の重要施策などについて直接市民に賛否を問う 「市住民投票条例」 の制定を目指し、 11月27日の市議会定例会に条例案を提案する。 来年4月の施行を目指す。
住民投票を発議できるのは、 ▽市長▽議員定数の12分の1以上▽選挙人名簿登録者数の5分の1―のいずれか。 投票権は、 通常の選挙と同様。 投票の成立要件は、 投票率が2分の1以上。 また、 附則で施行後4年をめどに見直しする、 としている。
パブリックコメントでは、 投票権を20歳未満や外国人にも与えるべき、 という意見も出たが、 市はこのほど開かれた議員全員協議会で、 「市民の総意に至っていない」 とした。