売り上げ一部を募金 地域の福祉活動に 大正ロマン館

2013.12.15
ニュース丹波篠山市

写真・ 「募金百貨店プロジェクト」 の対象商品となっている 「丹波篠山黒豆フロランタン」 =篠山市北新町で

  「大正ロマン館」 (篠山市北新町) などを運営する株式会社 「アクト篠山」 (小林正典代表取締役) は、 同社オリジナル商品の菓子1点につき、 10円もしくは6円を募金する活動を同館で行っている。 赤い羽根共同募金会の呼び掛けに応じて11月中旬から展開しており、 今月末まで取り組む。

 募金対象商品は、 同社オリジナル 「丹波篠山黒豆フロランタン」。さくさくとした食感のもなか生地に、 スライスアーモンドや黒豆をのせ、 キャラメルでコーティングして焼き上げた菓子。 20枚入り1050円では10円を、 12枚入り630円では6円をそれぞれ寄付する。

 寄付金は、 篠山市共同募金委員会を通じて、 篠山市の地域福祉推進活動の財源に役立てられる。

 同取り組みは、 赤い羽根共同募金会が昨年度から全国で展開している 「募金百貨店プロジェクト」。 協力店で購入した商品の売上金の一部を募金する仕組みで、 企業側は商品を募金付きにすることで、 「地域のためになる」 商品をアピールでき、 市民にとっても日常の消費活動が地域支援につながるメリットがある。

 同プロジェクトへの参加は、 「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」 を運営する株式会社 「夢こんだ」 に続き、 県内第2号。

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