氷上が離脱 会員半減 規約改め個人入会認める 丹波市連合婦人会

2014.05.29
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 丹波市連合婦人会 (荻野洋子会長) の今年度の総会が25日、 氷上住民センターで開かれた。 新たに個人会員を入会資格とするなどの規約改正や予算案などを承認した。 氷上地区婦人会が、 今年度から市連合婦人会を離脱。 地区婦人会として市連合婦人会に加わるのは、 市島と柏原になった。 会員は前年度から半減する。

 会員減少に伴い、 これまで各地区婦人会の会員でなければ市の婦人会員になれなかったが、 会員資格を 「各地区婦人会及び個人会員で組織する」 とし、 市内全域から入会できるようにした。 氷上地区婦人会のうち10人以上が、 「個人会員」 として、 引き続き市連合婦人会に加わる。 氷上は、 地域の婦人会 (氷上フレンドネットワーク) として引き続き活動を継続する。

 昨年度で60人と最も人数の多かった氷上の離脱と柏原の会員減少で、 昨年度決算で115人だった会員は、 今年度予算ベースで54人への減少を見込む。

 また、 各地区婦人会長、 副会長、 理事らから選ぶとしていた理事、 評議員も会員の中から選ぶなどと規約を改正、 役員任期も1年とした。 会長の荻野洋子さん、 副会長 (会計) の荒木恵子さんは再任。

 事業計画では、 福祉梅林事業、 くらしの安全・安心推進事業、 三世代交流事業などに取り組む。

 荻野会長は、 「ほんの一握りの会員になったが、 残ってくれた人は宝石のように輝いている。 個人会員で市内のどこからでも入会できるようにした。 この1年も大変楽しい、 忙しい1年に」 とあいさつした。

 また、 計画している 「福祉梅林」 の記念碑設置にめどがついたことを報告。 「個人400人以上、 11の団体から寄付があり、 予定金額が集まった。 10月5日に予定している 『つどい』 で除幕式をしたい」 などと述べた。

 

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