NEXCO中日本 (中日本高速道路) が建設を進めてきた舞鶴若狭自動車道の小浜インターチェンジ (IC) から敦賀ジャンクション (JCT) までの39キロが、 7月20日午後3時に片側一車線で開通する。 同自動車道は、 吉川 (よかわ) JCT (三木市) ―敦賀JCT(福井県敦賀市) まで約162キロの全線が通れる。 同自動車道は、 1987年に丹南篠山口ICと福知山IC間が開通、 27年で全線開通となった。
敦賀では、 北陸自動車道とつなぎ、 丹波地域から福井、 金沢方面への時間短縮でアクセスが向上し、 北陸方面との交流が広がる。 小浜ICと敦賀間は一般道を通っているが、 開通により約30分の時間短縮になる。 NEXCO中日本は、 「大災害時に名神高速道や一般道の代替ルートとしても機能が期待される」 という。
若狭町で開催された 「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」 (同実行委員会主催、 17・18日に延べ約6000人参加) の18日には、 工事中の道路や三方五湖パーキングエリア (三方PA) の中を歩くコースが設けられ、 約3600人が歩いた。 インターチェンジまでの距離を示す道路標識も設置されており、 約2カ月後の開通を目指し、 工事が進む状況を見学した。