女子プロ野球初開催 9月2・3日、春日スタジアム

2014.08.31
ニュース丹波市

 丹波市で初めて女子プロ野球の公式戦が9月2、 3日、 春日スタジアム (兵庫県丹波市春日町下三井庄) で行われる。 対戦カードはともに、 ウエスト・フローラ対サウス・ディオーネで、 午後6時に試合開始 (4時半開場)。 2日の試合は当初、 スポーツピアいちじまで開催される予定だったが、 豪雨災害を受け、 同スタジアムに一本化。 入場料を無料にしたほか、会場でのグッズ販売などの売り上げを、 市に全額寄付する。

 日本女子プロ野球機構は、 「わかさ生活」 (角谷建耀知社長=丹波市出身) を筆頭株主として2009年に創設。 翌年、 2チームによるシーズンが開幕した。 昨年から4チームとなり、 2チームずつ東・西地区に所属している。

 地区ごとに前後期制で戦うシーズン戦 「ヴィクトリアシリーズ」 (年間22試合) のほか、 4チームによるトーナメント戦 「ティアラカップ」 (同8試合) を開催。 シーズンとトーナメントの成績を含めた結果で、 各地区優勝チームを決定し、 東西の優勝チーム同士で年間女王決定戦を行う。 試合は7回制、 指名打者制 (DH制)を採用している。

 今年から、 4球団に所属する全選手は 「わかさ生活」 の社員扱いになった。 試合がない午前中は練習に取り組み、 午後は企業などを回って広報活動を行い、 女子プロ野球の普及に努めている。

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