脱サラし卵かけご飯店 山南町玉巻の中瀬保彦さん

2015.08.20
ニュース丹波市丹波篠山市

地元食材にこだわった「卵かけごはん定食」を手にする中瀬さん=兵庫県篠山市今田町下小野原で

兵庫県丹波市山南町玉巻の中瀬保彦さん(54)が、篠山市今田町下小野原821―1に、「たまごかけごはんの店 玉の助」をオープンさせた。毎日、朝採りした平飼い鶏の新鮮卵を提供。中瀬さんは、「卵は人の体に必要な栄養素がほぼすべて入った“完全食”。美容と健康にも良い、風味豊かなこだわり新鮮卵をご賞味ください」と来店を呼びかけている。

メニューは、▽みそ汁と漬け物がついた「卵かけごはん定食」390円(大盛り490円)▽だし巻き100円▽卵黄を一晩、だしに漬け込んだ「漬け卵」100円―など(いずれも税別)。卵は食べ放題。コーヒーやビール、ジュースもある。

卵は、ストレスが掛からないようにと平飼いしている三田市の業者から購入。黄身、白身ともに弾力があり、味も濃厚という。卵にかけるしょう油にもこだわりをみせ、卵かけに合うよう、昆布やカツオのやさしい風味を加えたオリジナルだししょう油を開発。ほかにも、うすくちとスモークの計3種類を用意している。コメはコシヒカリ。篠山市と丹波市の農家から直接買い付けている。味噌をはじめ、漬け物や薬味にいたるまで、とことん地元産にこだわっている。

カウンター席8人、テーブル席7人、座敷6人の計21人収容可。

玉の助(電・FAX079・506・6946)。営業時間は午前10時―午後6時。火曜日定休。

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