丹波市へのUターン、Iターンを促す活動をしている「株式会社みんなの家」(兵庫県丹波市山南町南中)が、13日午後6時から東京・吉祥寺のカフェレストランで「東京丹波会」を開く。丹波出身者や丹波に興味のある人らの参加を募り、会食しながら丹波について自由に語り合う。同社は2年前から大阪市で、「大阪丹波会」と名づけた同様の集いを催しており、東京では今回が初めて。同社の井口元社長は、「関東方面におられる子どもが丹波にUターンすることを望まれている親のみなさんには、丹波会に参加するよう子どもに呼びかけてほしい」と話している。
大阪丹波会はこれまでに9回開催。1回につき平均20人ほどが参加し、丹波での暮らしや生活情報などを話しあっている。参加者の中には、丹波市に移り住んだ人もいる。
活動の場を広げようと、東京丹波会を企画した。開催にあたり、丹波に移住・Uターンした人、丹波でユニークな活動をしている人など、人に焦点を当てたパンフレットを作製。黒豆のデザインをあしらったTシャツも300枚作った。丹波会の参加者に無料配布する。
東京丹波会の会場は、春日町で栽培した有機野菜を使った料理を提供している「パブリック・キッチン」。定員30人で、フェイスブックやホームページなどで参加を呼びかけている。会費は3000円。
東京丹波会の参加申し込みは、同相談窓口(TEL090・2705・4110)。