台風18号の災害による被災者を支援しようと、兵庫県丹波市内の民間7団体でつくる「ちーたん災害サポートネット」が、軍手やタオルなどの支援物資の提供を呼びかけたところ、受付日の19日、収集場所としていた柏原町柏原の倉庫にダンボール65箱分にもなる物資が届いた。同サポートネットのメンバーたちは、「豪雨災害を経験した丹波の市民力を心強く感じた」と、支援の輪の広がりに喜びの声をあげている。
毛布や靴、タオルなどのほか、紙おむつや新米など、予期せぬ物資も届けられた。懸命に自転車を押しながら、物資を届けに来たおばあさんもいたという。集まった支援物資は、昨年の丹波市豪雨災害時に同市内で支援活動を行った2団体「チーム神戸」「レスキューストックヤード」を通じて、宮城県と栃木県の被災地に送られた。