日本文化にふれる ワラワラ留学生が大國寺で「座禅」

2015.10.29
ニュース丹波篠山市

座禅を体験するワラワラ市の高校生たち=兵庫県篠山市味間奥で

10月15日から兵庫県篠山市の短期交換留学生受入事業で来日していたアメリカ・ワシントン州ワラワラ市の高校生(14、15歳)10人が23日、味間奥の大國寺(酒井裕圓住職)を訪れ、座禅を体験した。薄暗い本堂で心静かなひと時を過ごし、日本の文化の一端に触れた。

心身と呼吸を整える「坐禅止観作法」に挑戦。酒井住職は、「頭が宙から吊られているイメージで背筋を伸ばす。目は薄目程度に開け、舌は上あごにつける」などと解説し、留学生らは、戸惑いながらも約30分間の座禅に取り組んだ。酒井住職が警策を持って近づくと、留学生たちは合掌し、背中をたたいてもらって雑念を払っていた。座禅を終えると、ローマ字打ちされた般若心経を手に、酒井住職の後に続いて経を唱えた。

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