「日本六古窯サミット2015in篠山」(篠山市主催)が11月21、22の2日間、兵庫陶芸美術館をメーン会場に開かれた。21日には、日本のやきものを代表する六古窯産地の首長や関係者約60人が一堂に会し、「日本六古窯の継承と発信、交流」をテーマに、それぞれの産地の現状や取り組みなどを報告した。また、酒井隆明・篠山市長が各首長を代表して、やきものの産地として今後進むべき方向を示した共同宣言を読み上げた。このほか、昨年から2年にわたって修復を進めてきた丹波焼最古の登り窯の完成を祝って火入れ式も行われ、来賓や登り窯修復事業に携わった関係者、やきものファンら約500人を前に、陶芸文化の振興と発展を誓った。