「うまい米」日本一に まるきん農林のコシヒカリ

2015.12.16
ニュース丹波市

「うまい米」日本一の表彰状を手にするまるきん農林の堀謙吾専務=青垣町中佐治で

「まるきん農林」(兵庫県丹波市青垣町中佐治、堀金吾社長)のコシヒカリが、米どころの山形県庄内町で開かれた「第9回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で最優秀の金賞に輝き、「日本一おいしい米」の称号を手に入れた。食味計などを使って数値で競うコンテストでなく、審査員が「味わって」決めるもの。「夢がかなってうれしい。丹波の食ブランドを高めるのに貢献できた」と、県勢初の最優秀賞を喜んでいる。

全国から応募があった443点について、全国公募の審査員443人に5点ずつを割り振り、自宅で炊飯の上、試食。外観、香り、味、粘り、固さなどを採点。評価は3点満点。5人が審査することから、最高点は15点。同社のコシヒカリは11点を獲得。上位30点の決勝に駒を進めた。

庄内町であった決勝トーナメントは、同じ炊飯器で炊いた米を庄内町長や大学教授ら専門家らが審査。1回戦で5点中上位2点、準決勝で6点中上位3点に残り、決勝で6点の中で最高点を獲得した。

決勝は、「ゆめぴりか」(北海道)2点、「ミルキークイーン」(山形県と茨城県)の2点、「いちの壱」(静岡県)と争った。

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