兵庫県丹波市春日町野村の春日神社周辺で1月10日午前9時から、開門神事「福男選び」が初めて開かれる。同町下野村地区の青年会「下野村若人会」(荻野高広会長)の主催。同神社鳥居までの約230メートルを駆け抜け、最も速かった参加者を“福男”に認定する。荻野会長は「一番福になって、幸せな1年を勝ち取ってほしい」と話している。
同日開かれる「十日えびす」(野村区自治会社寺部主催)に合わせて行われる。春日育成苑の東側をスタートし農道を走る。一般と小学生部門があり、両部門の3番以内に副賞を贈る。
「十日えびす」にこれまで以上の賑わいを持たせようと、同会で案を練った。同神社が、新年の開門神事「福男選び」で有名な西宮神社(西宮市)の分社であることから、春日神社でも同様の催しを開くことにした。