昨年4月に日本遺産に登録されたことを受け、改装を進めていた「丹波篠山デカンショ館」(兵庫県篠山市北新町)が完成。4月28日からオープンする。篠山市日本遺産推進協議会(会長=酒井隆明市長)が同日―5月8日、市民に無料公開し、来場を呼び掛けている。
同協議会が大手前展示館の北側一部を約4600万円かけて改装。西側に隣接する青山歴史館との一体施設として、指定管理者のウイズささやま(黒岡)が管理運営する。
同館内には、▽デカンショ踊りを教えるステージを備え、デカンショ節の成り立ちなどを映像として流す大型シアター▽デカンショ節の踊り子が画面に映るタブレットが設置され、デカンショ祭が描かれた大パネル▽デカンショ節10選の歌詞が書かれた壁▽地図や映像で篠山を紹介する展示ブース―などのコーナーが設けられている。
開館時間は午前9時―午後4時半。入館料は大人300円。子ども100円。
初日の午前10時からオープニングセレモニーを開いた後、開館する。