任期満了に伴う兵庫県の篠山市議会議員選挙(定数18)が4月17日、告示される。立候補の届出は午前8時半―午後5時、篠山市民センター(黒岡)で受け付ける。丹波新聞社の調べでは20人の出馬が見込まれており、定数2超の少数激戦の様相を呈している。立候補が予想されるのは現職14、新人6で、党派別では公明2、共産2、おおさか維新の会1、無所属15。18日から期日前投票ができる。投開票は24日。
19地区中、「後川」「福住」「村雲」「西紀北」「城南」を除く14地区で立候補があるとみられる=表参照。
改善傾向ながら、施設の老朽化や高齢化などによる財政の圧迫や、少子高齢化の中で行われる今回の市議選。財政再建や定住促進、地域の活性化にどう取り組んでいくかなどが争点となる見込み。17日の届出が済み次第、立候補者らは選挙カーに取り付ける表示板や街頭演説用の旗などを持ち帰り、選挙活動を始める。
3超だった前回の投票率は64・71%。今回は、現職が多く、2超と見込まれるため、投票率が下がることが予想される。市選挙管理委員会はPRのため、市役所本庁や各支所、JR篠山口駅に横断幕や懸垂幕、のぼりなどを設置する。
3月2日現在の選挙人名簿登録者数は3万5447人(男性1万6800人、女性1万8647人)。前回市議選の投票日有権者数より467人の減。