兵庫県篠山市と丹波ささやま農協、株式会社「小田垣商店」(篠山市立町) らが6月22―25日、台湾・台北市の台湾世界貿易センターで開かれる「第26回台北国際食品見本市(FOOD TAIPEI 2016)」の日本ブース内に特産の黒大豆を初出展する。
日本ブースは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催。ジェトロ神戸の「一県一支援プログラム」で、黒大豆を海外へ発信しており、これまでにも台湾での商談や、篠山市にバイヤーを招いての商談などに取り組んできた。
3年目となる今年は、台湾最大級の見本市へ出店することで、さらなる世界発信の足掛かりにすることや、国内はもとより、海外でも栽培されている黒豆の本場が篠山産であることを知らしめたい考え。
出品するのは、煮豆やしぼり豆、黒豆きなこ、黒豆茶などの加工品と、ゆでた枝豆など。3者とジェトロ神戸から13人が現地に赴き、現地の百貨店やスーパーのバイヤーと商談するほか、品種の丹波黒について説明したり、料理方法なども紹介する。