平均98歳で“女子会” 趣味持ち寄り作品展も

2016.07.28
ニュース丹波篠山市

定期的に女子会を開いている末枝さん、静子さん、ふみ子さん、千代子さん(左から)=兵庫県篠山市真南条上で

兵庫県篠山市真南条上の高齢女性4人が、近所の農家レストラン「あかじゃが舎」で月に1度、女子会を開き、ランチとおしゃべりを楽しんでいる。4人は、小林千代子さん(96)、岸本末枝さん(94)、小林静子さん(100)、小林ふみ子さん(100)で平均年齢は98歳。4人は、「長生きはうれしいこと。良い友だちにも出会えて幸せ。みんなとおしゃべりをし、笑顔を見ていたら気分も晴れます。このような日々が一日でも長く続けば」と話している。同レストランでそれぞれの趣味や特技を持ち寄った作品展も開いている。8月6日まで。営業日時は、木―土曜日の午前11時―午後3時半。

以前は、民謡の会や年中行事などで定期的に顔を合わせることがあったが、2年ほど前から集まる機会がなくなった。昨年9月、同集落内にあかじゃが舎がオープン。ふみ子さんが「集まっておしゃべりしましょう」と声をかけ、女子会がスタートした。

毎月第4金曜日が女子会の日。午前11時半ごろ、自宅から歩いてレストランに集合している。ランチを食べながらのおしゃべりは、近況から始まり、村の行事や趣味の話、健康や薬のことなど多岐にわたる。4人は、「難しい話はしません。人のうわさ話もしません。人の話は勉強にもなります。ただ、少し耳の遠い人もいて、話が伝わらないときもありますが」と笑う。

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