兵庫県丹波地域の女性4人が所属するフラダンスチームが、このほど大阪国際交流センターで行われた「フラ オニ エ ジャパン関西予選大会2016」(全日本フラダンス連盟主催)のクプナ部門(50歳以上)で優勝した。来年9月に本場のハワイで行われる本大会に、関東代表チームと一緒に出場する。メンバーたちは、「みんなでがんばり、涙して喜べたことは財産。さらに技術を磨きたい」と意気込んでいる。
いずれも篠山市住吉台の西山ゆかりさん(57)、大久保裕子さん(55)、粽美紀子さん(65)と、丹波市氷上町沼の大槻やよいさん(52)。フラダンサーで、丹波新聞社で開いている丹波カルチャーセンターなどで講師を務める金山佳子さん(朝来市)の、県内の教室生有志17人でチームをつくり、出場した。
同大会は、▽生バンドをひきいる▽レイなどの飾りは生花を使う▽事前に大会や曲への思い入れをつづったレポートを提出する―など、出場資格が厳しい本格的な大会で、ハワイの審査員4人による総合得点を競う。全15チーム、クプナ部門には6チームが出場。
同チームは、「レイナニ」という曲をメーンで踊り、入退場時は「ケアロハ」という曲でまとめた。金山さんが師事する、ハワイ出身で国際的に活躍するカレオ・トリニダッドさんによる振付。2016年のグラミー賞候補にノミネートされた歌手、ナタリー・アイ・カマウウさんが歌うバンドをバックに、ゴールドのドレスをまとい、カレオさんが届けたレイを首にかけて、エレガントで躍動感のある踊りを披露。「華やかで堂々としていて、笑顔がすばらしい」と評された。