丹波市内全域で光通信 来年4月から上久下の一部と神楽、遠阪

2016.08.18
ニュース丹波市

兵庫県丹波市山南町上久下校区の一部と、同市青垣町遠阪、神楽校区でサービスが未実施の光ファイバーを使ったインターネット接続サービス(光通信)が来年度から利用できるようになり、丹波市内全域が「光」が使えるエリアになる。

丹波市高速情報通信網整備補助金の約1億700万円を利用し、NTT西日本が通信網を構築する。市によると、今年度中にサービスを提供できる基盤を整備し、来年4月から「フレッツ光ネクスト」が使えるようになるという。

丹波市内では、「eo光」の「ケイ・オプティコム」と「NTT西日本」の2社が光通信事業を展開。しかし、山南町草部、下滝、篠場と青垣町の遠阪、神楽両校区は通信網整備コストなどの問題で、両社ともサービスを提供しておらず、市が補助金を創設することで参入を促した。

「光ネクスト」は、現行の「フレッツADSL」と比べ、最大で速度差が21倍ある。戸建てで「スーパーハイスピードタイプ」を利用する場合、初期費用として工事費1万8000円、契約金800円が必要。回線

使用料月額5400円(割引を利用しない場合)、ひかり電話を利用する場合はプラス基本料500円、別途通話料が必要。プロバイダー料金も別途必要。申し込みは各世帯で行う。

地元から光通信を利用したいと市に要望書が提出されていた。

関連記事