兵庫県は9月20日、地価調査(7月1日時点、基準地830地点)の結果を公表した。丹波地域では住宅地での下落幅が7年連続縮小。16年ぶりにマイナス1%台に縮小された。商業地も7年連続で下落幅が縮小している。
1平方メートル当たりの住宅地の平均価格は、丹波市(12地点)、篠山市(9地点)ともに1万7300円。前年比で、丹波市は2・0%のマイナス、篠山市は1・7%のマイナス。両市平均でマイナス1・9%となった。
商業地は、丹波市(5地点)3万1100円(前年比マイナス2・0%)、篠山市(3地点)3万8800円(同2・2%)。両市平均でマイナス2・1%となった。
丹波地域の最高地点は前年と変わらず、住宅地は丹波市柏原町柏原字大手町南側で3万5700円(前年比マイナス2・2%)、商業地は篠山市吹新字長藪ノ坪で4万8000円(同マイナス2・0%)。
県全体では、住宅地で1・0%、工業地で1・5%、林地で4・8%の下落、商業地で横ばいとなった。