兵庫県丹波市氷上町石生の料亭「大和」に9月27日、丹波市内で取れた初物のマツタケが入荷した。秋の味覚の王様と呼ばれる高級丹波マツタケの芳しい香りが店内に漂っている。
ツボミと呼ばれる上物を中心に9本、500グラムを生産者が持ち込んだ。同店の余田亮一さんによると、入荷時期はやや遅いが例年並みという。
発生は天候次第で、「思っている以上にデリケートだが、ここのところの雨で、山に水はたっぷりある。ぐっと冷え込めば発生すると期待している」と言い、マツタケシーズンが長く続くことを望んでいる。
入荷したマツタケはさっそく、焼きマツタケ、土瓶蒸し、マツタケご飯などに使われた。