丹波篠山黒枝豆の販売が10月5日解禁され、同日、JA丹波ささやまの直売所「ファーマーズマーケット味土里館」(兵庫県篠山市東吹)でセレモニーが開かれた。関係者ら約30人が出席し、中に黒枝豆を詰め込んだ樽を開いて販売解禁を祝った。
セレモニーでは、堀江溢雄・市農業生産組合協議会長が、声高らかに販売解禁を宣言した。
市内の黒大豆の作付面積は約160ヘクタール。今年9月は、雨や曇りのため日照時間が短く、多湿だったが、生育にそれほど悪影響を与えず、花芽の付く8月は好天に恵まれたため、昨年よりもさや付きがよく、粒も大きめという。
市のブランド基準を満たし、市から「丹波篠山黒枝豆販売の店」として認定された登録者が、店舗や沿道の160カ所で、今月末までキロ1000円前後で販売する。