大きさギネス超え!? 傘直径30センチシイタケ収穫 多紀椎茸

2016.10.27
ニュース丹波篠山市

巨大シイタケとLサイズのシイタケを手にする朋子さん=兵庫県篠山市川原で

シイタケの生産・販売業を営む「多紀椎茸」(兵庫県篠山市川原)で10月21日、傘の直径が約30センチもある巨大シイタケがとれた。経営者の森田拓也さん(47)と妻の朋子さん(45)は、「ここまで大きなシイタケを見たのは初めて。ギネス超えの大きさでは」と驚いている。

傘の厚み、柄の長さはともに5・5センチ、柄の直径は太いところで4・3センチ。重さは約500グラムもある。同社のLサイズの傘直径は5センチ内外、重さは30グラム程度とあって、その巨大ぶりは群を抜いている。

露地栽培のおがくず菌床から発生。収穫の2週間ほど前、拓也さんが「良い芽が出ている」ことに気づき、「毎年、26―27級の大きなものを数本収穫している。この芽も大きく育つのでは」と様子を見守っていたという。

拓也さんは「篠山は風土的にキノコ栽培に適している。来年はもっと大きなものが収穫できるよう、挑戦したい」と話し、朋子さんは「シイタケは『大きいほうがおいしい』との声を聞いている。この巨大シイタケは、いったいどんな味がするのか楽しみ」とほほ笑んでいる。

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