山南・石龕寺でもみじ祭 42人で武者行列 地域内を練り歩く

2016.11.26
ニュース丹波市

総勢42人による武者行列=兵庫県丹波市山南町岩屋で

「石龕寺もみじ祭」(同実行委員会主催)が11月20日、兵庫県丹波市山南町岩屋の同寺(堀井隆洋住職)で開かれた。勇猛な武者行列があったほか、食品販売、スタンプラリーなども行われ、来場者は色づいた紅葉を愛でるとともに、楽しい時間を過ごした。

武者行列は、農村公園を出発。ほら貝を吹く山伏の後ろに堀井住職、馬に乗った戦国武者、市内学校のALT(外国語指導助手)らが務めた侍大将、同町内の小学生による少年武者、物詣と続き、総勢42人で地域内を練り歩いた。

戦国武者は、同寺に縁がある足利尊氏と足利義詮。同町自治会長会の村上茂会長(72)が尊氏役、市商工会山南支部の廣内章平さん(40)が義詮役を務めた。鎧兜を着けた勇猛な2人の姿に、来場者はしきりにシャッターを切っていた。

村上会長は、「武者になった気分。気が引き締まる思いだったが、楽しませてもらいました」と笑顔だった。

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