「とろろ街道 炎のまつり」(同実行委員会、西紀中地区里づくり振興会=宇杉敬治会長)が11月6日、黒豆の館を会場に開かれた。メーンイベントは夕暮れ時の山の芋のつる燃やし。西日が差す田園地帯に大きな火柱が上がり、見物客らはカメラにおさめるなど、非日常的な光景を楽しげに眺めていた。
同地区の山の芋栽培農家57戸から集めた山の芋のつるを4カ所に分け、高さ約3メートルに積み上げてスタンバイし、5分おきに点火した。
火は風にあおられ、あっという間に巨大な火柱をつくった。見物客らは「よく燃えるなあ」「ここまで熱いわ」などとにぎやかな声をあげていた。