新市長に谷口氏 大差で一騎打ち制す

2016.11.24
ニュース丹波市

開票前にバンザイ

兵庫県の丹波市長、丹波市議会議員選挙の投開票が11月20日にあり、共に元県職員の無所属新人どうしの争いになった市長選は、元県農政環境部長の谷口進一氏(63)=丹波市柏原町挙田=が、元県加東土木事務所道路2課長補佐の岩崎政義氏(61)=同町柏原=に大差をつけ初当選した。定数20に28人が立った市議選は現職9人、新人11人が当選した。投票率は68・04%(市長選)、68・05%(市議選)と4年前のW選挙から約2ポイント低下の微減だった。谷口氏の初登庁は12月5日。初議会も5日に行われる。

20日夜、谷口氏は陣営、支援者と本町公民館(柏原町柏原)に待機。投票締め切り時刻の午後8時すぎ、「当選確実」の一報が入ると、集まった支援者たちから大きな拍手や歓声が沸きあがった。開票作業開始時刻の午後9時10分を待たず「バンザイ」で喜びを爆発させた。

谷口氏は「市民から市政を画期的に変えてほしいという声をいただいた。人口減少下のモデルケースとして全国からも注目される市にしたい。課題は多いが、課題と思わず伸びしろと思って一つひとつ解決したい」と支援者を前に抱負を語った。

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