兵庫県丹波市は一般会計382億円(前年度比2・8%減)を含む総額654億7790万円(同3・1%減)の新年度当初予算案を2月24日、市議会に提案した。谷口進一市長就任後初めての予算編成で、2019年度の「ワクワク・どきどきキャンペーン(仮称)」の準備として「シティープロモーション」(まちの売り出し)を推進するなどの新規事業に取り組む。農産物の海外進出に向けた調査、農業を学ぶ「農の学校(仮称)」の開校準備、市民活動の拠点「市民プラザ(仮称)」の概要設計など新規事業の頭出しが並ぶほか、新たに、福祉人材確保のための奨学金返還助成の創設、市内法人で勤務する保育教諭らの処遇改善補助金の創設など福祉人材確保に取り組む。ハード事業では市地域医療総合支援センターと市立看護専門学校の整備に引き続き取り組む。