篠山市大芋地区 旧校舎で「にちよう市」 毎月最終日曜日

2017.02.02
ニュース丹波篠山市

大芋にちよう市でぜんざいを販売した「なかの里」メンバーら=兵庫県篠山市中で

昨年度末で閉校した旧大芋小学校で、毎月最終日曜日、校舎を利用したフリーマーケット「大芋にちよう市」が開かれている。地域住民や市外の人による“お店”の品を求め、地域内外から多くの人が来場し、校舎内での買い物を満喫。大人だけでなく、子どもたちも元気な声を上げながら月に1度のイベントを楽しんでおり、普段、児童のいない学校がにぎわいを見せている。

1月29日には5回目となる市が開かれ、パンやカレーに沖縄そば、雑貨から古着、テーブルゲームなど、さまざまなブースが約20店並び、訪れた人たちが食事やショッピングを楽しんだ。

企画しているのは、大阪から移住し、大芋地区で暮らす仲谷佳子さん(篠山市三熊)。学校の活用や、地域のにぎわいの創出に加えて、地区外からも人が訪れてもらうことで定住促進を図ろうと、昨年9月から開催している。

新年度からは地域による校舎の跡地活用が本格的に始まるため、にちよう市はひとまず3月で区切りをつける予定。仲谷さんは、「これまで来たことがない人にもぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛けている。

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