若手団体が農業に挑戦 氷上町葛野「かどのASC」

2017.05.25
ニュース丹波市

農業に取り組む「かどのASC」のメンバーたち=兵庫県丹波市氷上町上新庄で

農業を体験し、苦労や喜びを味わおうと、兵庫県丹波市氷上町葛野地区の若手でつくるグループ「かどのASC」(酒井宏之会長)が、地域住民から借りた同町上新庄の農地で作物栽培に取り組んでいる。同グループ内の組織「ふるさと委員会」(谷川和委員長)の事業。農業の未経験者が多い中、それぞれが調べて持ち寄った知識をもとに、試行錯誤しながらも楽しんでいる。5月21日には、初めての作付けを行った。酒井会長(43)=同町上新庄=は、「年齢が近い者同士、自発的に活動できているのが何より」と話している。

「のどか農園」と名付けた1反ほどの農地で、サトイモやジャガイモ、ニンジン、トウモロコシなど多種多様な作物を栽培。ゴボウの栽培にも挑戦しようと、1までの長さに切った塩ビ管を土に差し込み、中に種をまいた。今後は当番制で管理するという。

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