丹波市の歌 千住明氏に作曲依頼 年明けに歌詞公募へ

2017.07.20
ニュース丹波市

谷口進一丹波市長と「丹波市の歌制定委員会」委員長のソプラノ歌手、足立さつきさん(兵庫県丹波市出身)が7月14日、市役所で会見し、作曲家・編曲家・サウンドプロデューサーとして活躍する千住明さんに作曲を依頼したと発表した。

千住さんは、ポップス(中森明菜や加山雄三らのアレンジ)、アニメ「機動戦士Vガンダム」、ドラマ「家なき子」、映画音楽「涙そうそう」から合唱組曲「母なるものへ」、オペラ「万葉集」まで多岐にわたる活動を展開。NHK「日曜美術館」のキャスターも務めた。日本画家の兄、博氏、バイオリニストの妹、真理子氏と「千住三きょうだい」としても知られている。

仕事を一緒にしたことがある足立さんが千住さん側に打診し、快諾を得た。足立さんは「名前もあり表現者としてもプロフェッショナル」と言い、谷口市長は「千住さんと言えば、その世界では知らない人はない全国区の作曲家。お世話になれ、ありがたい。全国津々浦々で歌い継がれる歌が生まれれば」と喜びと期待を語った。

年内に作曲が仕上がり、曲を公開し、曲に合う歌詞の全国公募を年明けに始める。来年7月に作詞を締め切り、翌月の公開審査で採用候補の歌詞がついた曲を市民に披露し、同委員会で選定する。

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