高山寺(兵庫県丹波市氷上町常楽、山本祐弘住職)で8月13日、恒例の「千日会万燈法要」が営まれた。境内には石灯ろうのほか、檀家らが願い事をしたためた紙と木の灯ろうに灯かりがともされ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。
これまで16日と日を決めて行ってきたが、住職の意向で今年から13日と日を改めた。
同寺氏子(采女正雄総代)が1世帯に3枚ずつ、「家内安全」「商売繁盛」などと願いをしたためた紙を、法要当日の朝から成松の檀家が木枠にはめて設営。今年は約350個を並べた。午後6時半ごろにロウソクに火をつけ、参道に灯かりが揺れるなか、本堂で法要が営まれた。