超小玉スイカが実った―。兵庫県丹波市氷上町石生の「パン工房むぎはな」の植え込みで、長さ10センチほどのつるに直径2センチほどのスイカがなり、珍しいと話題になっている。
昨年、客の男性(76)が植えた小玉スイカが熟し過ぎ、そのまま土に埋めておいたところ発芽。少し伸びたつるに花が咲き、8月初旬に小さな実がつき、わずかに膨らんだ。縦縞もくっきり見え、小さいながらもスイカ。そのまま見守っていたが、一向に大きくならず、大き目のビー玉ぐらいのサイズで成長は止まった。
昨年スイカを植えた男性は、「これでもかなり大きくなった方。中は熟れて赤くなっているかな」と笑い、同店スタッフの本多悠乃さんは「かわいい。食べたい」と笑顔だった。