「予想以上の出来」初栽培のジネンジョ販売 青垣町今出の研究会

2017.11.17
ニュース丹波市

収穫したジネンジョを手にする研究会のメンバーたち=兵庫県丹波市青垣町今出で

兵庫県丹波市青垣町今出の有志でつくる「今出自然薯研究会」(山中利樹会長、6人)が、初収穫した青垣産ジネンジョの予約、販売を始めた。11月25、26日のそば処「今出せせらぎ園」の感謝祭でもジネンジョの特別メニューを提供するほか、特設販売コーナーも設ける。

地元の安達久勝さんと安達武夫さんが、今出せせらぎ園の名物そばに使われるジネンジョを栽培して納入していたが、高齢化とイノシシの獣害による疲れで代替わりすることになり、2人を指導者に迎え有志が研究会を設立。今年の春先から初めて栽培に取り組んだ。

5アールほどのほ場に40―60グラムぐらいの種いも500本を筒に入れて埋めた。草刈り、施肥、防除などの管理をし、11月に入って半数近くの220本を掘ったところ、120キロの収穫があった。

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