市島地域の教育考える会 2月22日から校区説明会

2018.02.22
ニュース丹波市

兵庫県丹波市市島地域5小学校のよりよい教育環境を検討する会「市島地域のこれからの教育を考える会」(坂谷高義会長)が2月22日から各小学校区で、小学校適正配置などに関する協議経過を伝える住民説明会を開く。あわせて地域住民の意見を吸い上げる機会と位置づけ、説明会をふまえた上で同会としての結論を出し、今年度中に丹波市教育委員会に提言する。

「市島地域のこれからの教育を考える会」は2012年、市教委の「市立学校適正規模・適正配置基本方針」に基づき設置された。5校区の自治振興会長やPTA、こども園の保護者会や学校関係者など25人がメンバー。これまで19回の会合を開き、5小学校の統合を含めた今後の学校運営方法などについて議論を重ねてきた。各校区で教育懇談会も開いたほか、小中一貫教育を実践する学校を視察した。

一昨年夏には、地域住民と小学校児童保護者、こども園保護者を対象に、統合の賛否を問うアンケートを実施。地域住民(配布数2856通、回収率52%)は「統合」が48%、「現在のまま」が48%。小学校児童保護者(同318通、同71%)は「統合」が48%、「現在のまま」は41%、こども園保護者(同260通、同60%)は「統合」が53%、「現在のまま」が39%だった。

関連記事