「篠山ロータリークラブ」(大見春樹会長、46人)の創立55周年記念例会・式典が5月12日、ユニトピアささやまで開かれた。会員、来賓をはじめ、東日本大震災の支援活動がきっかけで交流が始まった宮城・仙台西や、近隣の柏原、宝塚、尼崎北など約10地域の友好クラブから計220人が出席し節目を祝った。
創立55周年記念事業の発表では、▽牛銀行事業▽篠山東雲高校にインターアクトクラブ設立(昨年12月)▽ロータリー科学賞の設置―を推進していくことを報告した。
牛銀行事業は、PHD協会と連携して昨年9月にインドネシアの貧困家庭2軒に仔牛を寄贈。一年間肥育してもらい、その売買収益を生活向上に役立て、2年目以降は、売買代金から次年度の新たな仔牛を仕入れることで事業継続の仕組みができるというもの。
「ロータリー科学賞」は、市内全小学校を対象に、夏休みの自由研究課題の優秀作品を表彰する褒賞制度。今夏の作品から実施していくという。