丹波市のPRにつなげようと、市が公募した下水道マンホールふたデザインコンクールで、一般の部(1点)で柏原町出身で大阪市在住のグラフィックデザイナー、足立真美さん(27)の作品が採用された。来年以降、市内の歩道に882個あるふたの破損時に足立さんがデザインしたものに順次交換していくほか、愛好家が多い「マンホールカード」を作る。
足立さんの作品は、兵庫県の地図の中から、虫めがねで丹波市を拡大し、「ちーたん」が指し棒で市の位置を示すデザイン。大阪で暮らす中で「丹波市の名前は知られているが、位置をぼんやりとしか知られておらず、三田や篠山と一緒にされることが非常に多い」と感じ、丹波市の位置を強調する絵柄にした。